「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」(*4)

 

1945年第二次世界大戦が終結した年、鈴木啓正氏(2006年死去)は高松宮殿下のお許しを得て「日本学生協会」(のちに「日本学生協会基金」と改称)を設立。東京及び近郊の大学に在学する学生60名(各学年15名)が組織する日本学生協会は、1949年第1回の「高松宮杯全日本中学校英語弁論大会」を発足させた。高松宮殿下が亡くなられたあと、高円宮憲仁親王殿下が名誉総裁を引き継がれ、名称を「高円宮杯」と変更したが、2002年殿下が没され、現在は久子妃殿下を名誉総裁にいただいている。読売新聞東京本社と共催の事業。
すでに60回を超えている本弁論大会は、日本最古最大の英語弁論大会で、毎年約10万人の中学生が挑戦し、11月東京で入賞者7名が選ばれる大規模な組織。
一位に優勝者には100万円の奨学資金が与えられる。
日本学生協会基金はまた日米学生会議も主催している。