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「テレビは面白いか?」
(1)最近のテレビは面白いですか?」と問われれば、「面白いのもあるし、つまらないのもある」と答える人が多いのではないでしょうか。「面白くなければテレビではない」と宣伝したのは、フジテレビだったと思いますが、最近は「お笑い番組」では日本テレビのお株を奪うようなことをしています。しかし、本来「面白い」とか「興味を感じる」というのは個人差があるものですから、他人に決めてもらうものではないはずです。ところが、テレビ番組というのは、個々の人間の頭の中に入り込んできて、“洗脳”する働きがあるのです。ご用心を!

(2)視聴率が稼げるとなると、どのテレビ局でも同じようなタレントを使い回して、人気がなくなれば切り捨ててしまいます。酷使された古い例では、今陽子とかピンクレディが挙げられます。幸いご本人たちはつぶれないで、今でも歌ったりしていますが、むしろ奇跡的で、姿を消したタレントは無数にいることでしょう。(NHK は視聴料を徴収しているので、ここでは除外しておきます。いずれ取り上げます。)

「24時間テレビ」
(3)最近はフジテレビが「26時間テレビ」などを始めましたが、「24時間テレビ」は 1978 年から日本テレビ系列が始めたものです。一口で言わせてもらえば、「感動の押しつけ」で、私は好きではありません。タレントが 100キロを夜通し走って、ゴールの武道館に番組終了までに着けるかどうか、とハラハラさせる仕組みです。こういう“演出された”感動は押しつけがましいと思います。映画とか芝居にも“感動させる”作品はあります。しかし、良い作品は、人間の在り方や社会問題を考えさせる全体的な意図が感じられます。「24時間テレビ」は、「愛は地球を救う」というチャリティ運動と結びついてはいますが、何か付け足しのように思えます。しかも翌は、“感動的な場面”を繰り返し放送していて、うんざりします。

(4)「24時間テレビ」に関連してもう1つ言いたいのは、「募金」という用語を「寄付金」と同じ意味に使っていることです。アナウンサーが「こんなに募金が集まりました」などと言っています。そういうことを注意しても、テレビ関係者は傲慢で聞く耳を持ちません。他の例では、よく画面に “AM 8:00″ などと表示していますが、「英語としては間違い」と指摘しても、回答は「私たちはこれは英語とは考えていません。日本語の中の記号として使っています」というものです。これでは、日本人が正しい英語を使えるようにはならないでしょう。(この回終り)