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私の初夢物語
(1)ブログ仲間の松山さんの「初夢」は非常に現実的な手堅い文章でしたが、私は逆に非現実的な“夢物語”をしてみたいと思います。現在日本では、国民一人一人に“番号”をつけて、税金の納入や年金の受取りがすぐに分かるようにしようという意図が関係官庁で検討されています。しかし、なかなか実現出来ないのは、そういうものをコンピュータで管理すると、そのデータが何者かに盗まれた時には大混乱が起こると言われているからのようです。

(2)確かに、メールで覚えの無いメッセージを発信した廉(かど)で、逮捕される人たちまで出るのですから、コンピュータによる管理は信用出来ません。こうしたことが起こらないようにするには、どうしたらよいだろうかと考えたのが私の“提案”です。新春ですからこんな夢を見ても許されるのではないでしょうか?非現実的で、非科学的なことは承知の上です。

(3)私が街を歩いていて、“無ければいいのに”と思うものは、電信柱です。イヌを散歩させる愛犬家は、“電信柱は不可欠だ”と主張するかも知れませんが、将来は愛犬専用の散歩道を造って、排泄物などは指定の場所で自動的に処理できるようにしたらよいのではないでしょうか?そうなれば、ビニール袋とスコップを持ち歩く必要も無くなるのです。街並みの美しさを誇るパリの通りも、早朝にはうっかり歩けないほどイヌの排泄物が溢れていて、膨大な費用をかけて清掃車が通りを洗い流しているとのことです。

(4)空中を飛び交う電波は、端末部分ではテレビの映像やラジオの音声に変換出来るのですから、かなりのエネルギーを持っています。そのエネルギーをもっと拡大して、家庭、オフィス、工場などの照明に使えるようにするのです。ニューヨークのマンハッタンのように、電線は全て地中に埋めてあると、街並みの見栄えは良いですが、一旦停電すると修復がとても困難なようです。私の方式ならば、電波さえ発信すればすぐに電気が点(つ)きます。

(5)次に改善すべきは、コンピュータの能力です。強力な電波を発信することは普通の人には必要ないことなので、地方自治体が許可した一部の業者に限定されます。その人たちも、許可を得た以外の周波数を使うと、管理者には、どこが発信元かすぐに分かる仕組みになっていますから、悪意のある割り込みなどは出来ないのです。また、その頃のパソコンは、人間の感情まである程度読める能力があって、老人ホームでは、老人の気持ちが分かる介護ロボットが活躍しているのです。

(6)問題はそれだけ巨大なエネルギーを生み出す電気をどうして得るか、ということです。その頃には、絶対に爆発などしない、原子の力を利用した安全な物質が発明されて、利用されているのです。その大きさは、缶コヒ—1本分くらいで、日本中の必要なエネルギーを得られるのです。

(7)私は、ノーベル賞の「提案部門」で賞をもらうことに決まって、授賞式に出席すべく、電車で成田空港へ向かっていました。ところが、途中で局地的豪雨に襲われ、線路脇の土砂が崩れて、電車が脱線転覆してしまいました。意識不明で助け出されたところで、私は目が覚めました。これが「初夢物語」の結末です。地震大国の日本で、自然に逆らうことなど考えてはいけないのだとも思いました。(この回終り)