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「CM と番組の変更」雑感
(1)大震災から一カ月が過ぎました。4月は毎年、番組に大きな変更があるのですが、今年は震災の影響であまり大きくは変えない局もあるようです。それにしても、AC 広告が多いのは相変わらずです。高校性が階段を上る年寄りを助ける場面などは、あんなに画面に頻繁に出されて、あの高校生は同級生から何か言われているのではないかと、私など心配になりました。

(2)しかし、それは杞憂でした。「はなまるマーケット」(TBS系)のゲストに、俳優の大和田伸也が出て、自分の次男であることを話していました。すでに出演経験もある俳優で、大学2年生ながら高校性を演じていたのです。こんなことはどうでもいいことですが、CM というのは、あれは誰だったかな、と気になることがあるものです。そして、無視しているつもりでも、“サブリミナル効果”(無意識下に働く刺激の効果)が自分に生じているかも知れないことは注意していてよいでしょう。

(3)もう1つ私が気になったのは、プロ野球の開始日決定のごたごた騒ぎでした。読売のドンと言われる渡辺恒雄氏が「東京ドームで試合をしてはいかんというのは俗説だ」と暴言を吐いて、早期開始を主張しました。この人の暴言は昔から有名です。民放各局はやはり遠慮してか、露骨な論評はしていませんでした。NHK に不祥事があったような場合は、こそって批判報道をするのですがね。

(4)プロ野球と違って、サッカーは見事でした。国際試合が中止になるとすぐに、3月29日には有名選手が集まって、震災復興チャリティーマッチを大阪で行いました。試合も1点を争う好ゲームでした。野球の読売ジャイアンツは、”V9”(9年連続優勝)からは、うぬぼれるようになって、“江川問題”(1977)などを起こしました。これでかなりの“巨人ファン”が離れたと言われます。最近、フジテレビが、江川問題の復習を放送していましたが、私が期待したほど鋭い突っ込みは無かったように思います。

(5)「笑っていいとも」(フジテレビ系)は、マンネリ化から抜け出そうと、あれこれ手を尽くしているようですが、パッとしません。司会のタモリで持っている番組ですから、彼を回答者の一人にするようでは、特徴が出ないでしょう。司会と言えば、“朝ズバッ!”(TBS 系)では、みのもんたが司会兼解説者みたいにでしゃばって、よけい“あく”が強くなりました。しかも、解説者やゲストなどが10人近くいるのですから、各人の発言はごくわずかになります。人を集め過ぎることと、だれかの発言中に同じ動画を何べんも流すというテレビの悪い“くせ”は少しも改まりません。

(6)TBS のラジオ(荒川強啓デイキャッチ)では、「“解説者”よりも“解決者”を望む」という趣旨の川柳を紹介していました。国民の不満をよく表していると思いました。解説も必要ですが、真の解決はやはり政治力に求めるべきものでしょう。それが欠けているのが、日本の実情だと思います。(この回終り)