Archive for 10月 6th, 2011

「カメラマンの目と映像」を考える
(1)ある旧友から、「平日の朝は早くから、女子アナウンサーばかり並べて、ニュースや天気予報をやらせているのは何とかならないか」との質問を受けました。確かに、フジテレビ、日本テレビは朝4時から、TBS は5時からなど、女子アナを並べての放送をしています。

(2)私は、彼女たちの勤務条件や契約内容は知りませんが、50歳を超えた女子アナというのは、民放では珍しい存在であることは確かです。フジテレビの安藤優子キャスターくらいの実力者になれば生き残れるのでしょうが、それでも木村太郎氏のようなNHK 出身の“後見人”が時々手助けをしています(夕刻の“スーパーニュース”)。

(3)NHK では、50歳を超えたアナウンサーは、男女共にラジオへ廻すようで、夜の11時から、翌朝の5時まで放送している“ラジオ深夜便”は、特に年配者に好評の番組です。1960年代の歌や音楽を紹介するのに、アナウンサーが、「この歌は中学生の頃、夢中になって覚えたものです」のような話をすれば、聞く方にも親しみが湧くわけです。

(4)民放のテレビ局は、系列のラジオ局を持っているとは限りませんし、年を取ったアナウンサーはどこへ行くのかは私も知りません。デスクワークもそんなに多数の人を必要としないはずです。局の経営者は、「早く“寿退社”をしてくれること」を願っているのではないでしょうか?仕事に関する男女差別は依然として存在しているようです。

(5)もう1つの視点は、「テレビカメラマンの目」です。“カメラマン”というのは差別用語で、”TV camera operator” (テレビカメラ操作者)とでも言わないといけないのでしょう。多くの英和辞典は、“カメラマン”(cameraman) には、PC の記号を付けて、”photogragher” とか、”camera operator” といった用語を与えています。私が“カメラマン”を使ったのは、この分野では、まだまだ男性が多く、彼等は“美形”がお好きだからです。

(6)例えば、高校野球の中継でも、必ず女子応援団の中の“美女”を映しますし、天気予報でも、原稿を読むだけの AKB 48 の美女を起用したりします。私は木原予報士(日テレ)や森田予報士(TBS)の解説の方が分かりやすく、信頼出来ると感じています。(この回終り)