Archive for 7月 30th, 2012

「責任者出てこい!」と言いたくなる話
(1)ファミレスなどで、注文したものと違うものが出されたりして、しかもウエイターの応対が悪かったりすると、「責任者を呼びなさい」と言いたくなります。今回はこれに似た話が政治の世界ではありがちなことを問題にしたいと思います。

(2)今年(2012年)の6月には、国会の「福島原発事故に関する調査委員会」(黒川清委員長)の最終報告が出て、今回のこの事故は、「人災」だと断言しました。(この員会の構成についてはインターネットで、「福島原発事故調査委員会」で検索すると、詳しいことがわかります。)以前にも、菅元総理が参考人として国会で証言していましたが、どうも自己弁護の言い訳が多かったように思います。しかし、この最終報告については、やっと自分の対応の失敗を認めざるを得ないところまで追い込まれたようです。やはり権力のある機関が、「責任者出てこい!」と言わないとダメなようですね。

(3)6月10日の読売新聞が報じているところでは、事故当時に官邸(つまり政府)が過剰に介入して、必要な対応が遅れたことを指摘しています。「その結果東電は単なる官邸指示の伝達役になった」とのことですが、そのために、東電の政府を軽く見る態度が増長したと私は思います。そしてさらに、多くの国民の政治不信に繋がった政府の責任は重いのです。この報告書が示す事実は、今後も長く参考にすべきものです。

(4)「責任者出てこい!」と言われないうちに、のこのこと出て来るのは、森本防衛大臣です。アメリカへ行って、オスプレイの安全性を確かめるために、「自分が乗ってみる」などと言い出しました。この人は中高生の頃“確率”というものを勉強しなかったのでしょうかね。自分が一度乗ってみたが事故は起こらなかったということで、この航空機の安全性が証明出来ると考えているとしたら、“おバカさん”としか言いようがないですね。そんなことをするよりも、鳩山元代表のしりぬぐいをするために沖縄の住民と話し合うのが先でしょう。

フジテレビの“27時間番組”に思うこと
(1)最近のフジテレビのやり方は、全くえげつないですね。日本テレビの人気番組「エンタの神様」を奪い取る形で、次々と新しいお笑い番組を作り出しています。もっとも、「エンタの神様」もいろいろな不祥事を起こしていましたから、こういうのを「目くそ鼻くそを笑う」と言うべきなのでしょう。

(2)日本テレビがかなり前に始めた“24時間テレビ”を真似した”27時間テレビ”(この企画そのものは別の会社のようですが)を先日フジテレビで放映していました。タレントを喧嘩させたり、相撲を取らせたり、エログロナンセンスのおしゃべりをさせたりと、制作意図には何も方針がありません。あるのは、タレントを走らせる“100キロマラソン”のような、“演出された感動の押しつけ”だけです。

(3)電力不足が心配されている時期に、こんな番組を徹夜で放送するとはどういうつもりでしょうか。「面白くなければテレビではない」がフジテレビのモットーのようですが、私は、「面白いだけがテレビではない」と声を大にして言いたいと思います。(この回終り)